2018年2月12日月曜日

長い冬の夜 親しみ読んだ本

 啄木を愛する会 2月4日 例会の後
     懇親会では いつも楽しい本のオークションがあります
    今回は 30冊ぐらい出品されました 100円からのセリです
    殆どの本は100円から500円で売られます
  1  「嘘を愛する女」  阿部えつ
         今話題の映画 悲しい経歴をもつ男 涙がでました
  2  「闇に香る嘘」  下村敦史
         第60回江戸川乱歩生受賞作
          以外な展開 逼迫するストーリー 感動しました
  3  「創業社長死す」  高杉良
        カリスマ社長で一流企業に成長した起業であっても 後継者を
        誤ると とんでもないことになる リーダーの資質とはなにか
        問われています
  4  「堤清二 罪と業」最後の「告白」 児玉博
        2016年大宅壮一ノンフィクション賞受賞
         小川洋子さんの推薦の言葉
          他の誰も真似のできない独自の巨大企業ウループを
          築き上げ、芸術文化の歴史に新たな足跡を刻みながら、
          それらをいともあっさり破滅させてしまう屈折したエネルギー。
          その根底には、父の愛を確認せずにいられない息子の、執着が
          あった。
          愛とは確認するものではなく、瞬間瞬間にかんじるものである
          はずなのに、息子は生涯を掛け、手遅れの愛を求め続けた。
          報われないその健気さが、いつしか狂気を帯びてひたひたと
          迫ってくる。
           大正、昭和を代表する血族はなぜ崩壊したか。
     

   
      

0 件のコメント: